カナダ・アルバータ州にあるカナナスキスカントリー。ブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州の境を股にかけ、南北に1,000km以上にも伸びるカナディアンロッキーの南部に位置する。3,000m級の高峰の山々に囲まれた、面積4,200平方kmの広大な土地をもつ自然豊かなところ。
 高山気候帯に部類し、1年のうち7〜8ヶ月間は降雪があり、冬の気温は−30℃〜−40℃になることもある厳しい自然条件。しかしこの莫大な降水(雪)量のおかげで、豊かな森が育み、主に針葉樹林帯が広がる。ベアカントリーであるため、グリズリーやブラックベア、ムース、オオカミ、クーガーなどといった人間よりも強い動物たちが森を支配する。
 つい100年前までNativeたちが馬に乗り、原野を駆け巡りながら狩りをしたがその姿は消し、現在はカナナスキスを縦断する道路「Highway 40」に隣接するようにホテルやゴルフ場、スキ−場、乗馬場などといったレクリエーション施設が点在するが、その数はほんのわずか。ひとたび道路から外れて森に入れば、未だ野生の匂いがするウィルダネスの世界が広がる。